コミュニケーションの基本はあいさつから
コミュニケーション能力というと、おそらく多くの人は具体的な話の内容や話術を思い浮かべるのではないでしょうか?もちろん、それらは重要です。しかし、もっと重要なのは「自分から」挨拶をすることです。ごく基本的なことですが、当たり前のことを当たり前にするということは大切です。職場で普段からあいさつをしっかりする。可能な限り自分からする。気持ちよく「おはようございます」「お疲れ様でした」など普段から自分からあいさつをしっかりしていると、違う部署の人などでも、自分の顔を覚えていくれることもあります。具体的な仕事の話をする段階からではなく、仕事と直接関係のない時からしっかりあいさつをする。それが信頼関係や親近感を作り出しておくことになり、いざ仕事の段階になった時に役に立つのです。

自分からコミュニケーションを始める
具体的なコミュニケーションに入る段階でも、可能な限り自分から、コミュニケーションをしていくようにする。そうすることで、具体的な仕事におけるコミュニケーションの中で主体性を持って、コミュニケーションをとることができます。特に相手が上司や目上の人である場合には、自分からコミュニケーションを始めないとどうしても受け身になってしまい、主体性を失ってしまいます。もちろん、相手の話をしっかり聞くということ基本です。一方的に自分だけが話すのはコミュニケーションではありません。よくコミュニケーションにおいては、聞くことの方が大切だといわれることもあります。しかし、コミュニケーションのきっかけ自体は自分から作っていくのです。コミュニケーション能力も結局場数を踏まなければ向上しません。ですので、自ら積極的にコミュニケーションのきっかけを作ることが大切です。